ユウマの手が、ヒナの柔らかなお尻に触れた。ギュッと力を込め、感触を確かめるかのように揉みしだく。ヒナは、羞恥と快感とが混じり合い、小さく「ひゃっ。んっ……」と甘い悲鳴を漏らした。ユウマはそんなヒナの反応を面白がるように、耳元で囁く。
「お前は後で遊ぼうな」
ヒナは真っ赤になった顔を小さく頷かせると、ユウマに促されるまま、先に教室の扉を開けた。教室の中は、昼休みの喧騒で満ちている。ヒナは自分の席へと向かおうとしたが、その足が止まった。ヒナの机と椅子は、真っ赤なスプレーで汚く落書きされ、椅子の上にはゴミが散乱していた。
「アハハ、派手に遊ばれてるなぁ……ヒナはモテるな。でもなぁ……俺のおもちゃで勝手に遊ばれるのは気に入らないな……」
ユウマの冷たい声が、ヒナの耳に届く。その声には、嘲笑と、独占欲が入り混じっていた。彼は、教室の中をゆっくりと見回しながら、誰がヒナをいじめたのか、その犯人を品定めするかのように、視線を巡らせていた。
ユウマは、教室を見回しながら、ゆっくりと視線を巡らせた。昼休みの騒がしい教室の音も、彼にとってはただの背景に過ぎない。彼の瞳が、ある一点でピタリと止まった。その先にいたのは、ヒナの机を汚していた犯人らしき人物だった。ユウマは、その人物をじっと見据えると、口元にニヤリとした笑みを浮かべた。それはまるで、新しいおもちゃを見つけた子供のような、無邪気でありながらも、どこか底知れない冷たさを秘めた笑みだった。
「ヒナは俺の席に座って良いぞ。俺はシオリの席に座るか……」
ユウマの言葉に、ヒナの顔に驚きと戸惑いが浮かんだ。しかし、彼女は逆らうことなど考えもしなかった。ユウマの絶対的な支配を前に、ヒナはただ従うことしかできなかった。汚された自分の席を前に、ユウマの席へと向かう。彼の席は窓際で、机の上は綺麗に整頓されていた。ヒナは、ユウマの指示に素直に従い、ゆっくりと彼の椅子に腰を下ろした。座った瞬間、ユウマの残り香がふわりと鼻をかすめた。それは、恐怖と安堵とが混じり合った、複雑な香りだった。
ユウマがヒナの席と自分の席を交換するように促した時、その場の空気を支配していたシオリは、戸惑いを隠せない様子で立ち尽くした。いつもの彼女なら、怒鳴り散らしていたはずの状況。だが、ユウマの圧倒的な存在感と、服従するしか選択肢がない現実を前に、彼女は声を荒げることもできずにいた。
「え? わたし……は?」
シオリの震える声に、ユウマはニヤリと口角を吊り上げる。
「んふふ……お前は俺の膝の上に座れば良いだろ?」
「……は? 意味わからないって……みんな見てるし……それに……」
シオリは、恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、周りにいるクラスメイトたちへと視線を向けた。彼らが自分たちを好奇の目で見ていたことに、彼女は内心で悲鳴を上げた。しかし、ユウマはそんなシオリの感情を無視し、冷たく言い放つ。
「まあ、気にするなよ」
そう言うと、ユウマはシオリの腕を力強く掴み、そのまま膝の上に引き寄せた。シオリは抵抗する暇もなく、ユウマの固い太ももに腰を下ろすことになる。失禁で濡れたショーツが、制服越しに彼のズボンに触れる。その感触に、シオリは全身の血が逆流するような屈辱を感じた。彼女は、羞恥心から顔を真っ赤にさせ、下を向いたまま、小さな声で訴えた。
「……彼氏がいるの……」
その言葉に、ユウマはわずかに興味を示したかのように、口元に笑みを深めた。
「ふぅーん……あいつか。良いね……見せつけてやるか。なあ……」
ユウマがそう呟くと、辺りの空気が一瞬で変わった。まるで、ガラス一枚隔てた向こう側にいるような、遠い感覚。さっきまで彼らを好奇心で見ていた隣の席のクラスメイトが、まるでユウマたちの存在に気づいていないかのように、自分のスマホを弄り始めた。辺りの喧騒は変わらないのに、自分たちだけがそこに存在しないかのような、異様な静寂に包まれていた。
周囲のクラスメイトの視線が、自分たちを完全に素通りしていく。まるで、自分たちがそこに存在しないかのような感覚に、シオリは混乱していた。
「は? え? な、なにをよ?」
シオリが震える声で尋ねると、ユウマは意地の悪い笑みを浮かべ、後ろから彼女の胸に手を回した。
「だから……」
制服の上から、むにゅぅ……むにっ……と柔らかな感触が胸を襲う。ユウマの指が、ワイシャツとブラジャーの上から乳首を摘まみ、硬く尖らせた。その瞬間、ぞわぁぁとした快感がシオリの背筋を駆け上がり、腰を震わせる。頭の奥が痺れ、口から抗いがたい喘ぎ声が漏れ出した。
「んっ……やぁっ、あっ……んぅ……」
その甘く、どこか切ない喘ぎ声に反応するように、ユウマとシオリから少し離れた席に座っていた、付き合い始めたばかりの彼氏が、驚いたように目を見開き、振り返った。彼は状況が理解できず、ただ茫然と二人を見つめている。
彼氏の意識が、ユウマとシオリに注がれていることを感じ取ったユウマは、満足げに口角を上げた。そして、彼はシオリの割れ目に押し当てていた指を素早く動かし始める。くちゅくちゅと水音を立てながら、滑らかな指先が何度も何度も往復する。 シオリの身体は、快感に震え、腰をくねらせた。「んんんっ……ああ……っ、やぁ……」 喘ぎ声が、甘く切なく教室に響く。しかし、ユウマの能力によって、その声はクラスメイトたちの耳には届かない。彼氏だけが、その声を聞いている。その事実が、シオリの羞恥心をさらに煽った。 彼女は、快感で蕩けそうな表情をしながらも、彼氏の視線に耐えきれず、顔を真っ赤にして涙を流す。まるで、彼氏に許しを請うかのように、悲しげに瞳を潤ませる。しかし、ユウマの指は止まることなく、彼女の最も敏感な場所を執拗に攻め続けた。 彼氏は、そんなシオリの姿を見て、さらなる絶望に胸を締め付けられる。彼は、自分の愛した女の子が、目の前で別の男に犯されているという屈辱に震えながら、自身の息子を必死に扱き続けた。憎しみ、悲しみ、そして性的な興奮。複雑に絡み合う感情が、彼の理性を麻痺させていく。 この教室という閉鎖された空間で、ユウマ、シオリ、そして彼氏。三者三様の感情が渦巻き、それぞれの運命が絡み合っていく。その誰もが、この悪夢のような状況から抜け出すことができないでいた。 ユウマは、彼氏がオナニーを始めたことに気づくと、笑みを深めた。彼の視界に入っていることを愉しみながら、シオリの股間に当てた指をさらに速く、激しく動かし始める。 びしゃり、びしゃりと、粘着質な水音が教室に響く。それは、ユウマとシオリ、そして彼氏にしか聞こえない、密やかな協奏曲だった。シオリは、ユウマの指の動きに合わせて、腰を揺らし、身体を反らせる。「んああ……っ! ゆ、うま……っ、ん、あああ……」 彼女の喘ぎ声は、もはや恐怖や羞恥に満ちたものではなかった。それは、純粋な快楽に身を捩る、甘く蕩けるような
「あぁーだから、お前に惹かれたのか……人が使ったものは嫌だからな」 ユウマはシオリの言葉に満足げに頷いた。彼の歪んだ独占欲を満たす、純粋で穢れのない反応。それは、彼にとって何よりの喜びだった。 ユウマがシオリの「初めて」の告白に満足し、彼女をさらに快感の渦へと引きずり込んでいく。シオリは、恥ずかしさと興奮で体をくねらせながら、甘い喘ぎ声をあげていた。「んっ、んぅ……あっ、あぁっ……やあぁ……だめっ!」 その声を聞くと、ユウマは意地の悪い笑みを浮かべ、胸と割れ目を触っていた手をスッと離した。シオリの胸から温かい手が離れると、途端に寒さと空虚感が押し寄せる。彼女の身体は、快感を求めてムズムズと震え、何かを失うのではないかという強い不安感と恐怖に襲われた。「ダメか? そっか……止めるか?」 ユウマの声が、シオリの心をさらに揺さぶる。このままユウマに見捨てられるかもしれないという恐怖に、シオリの瞳は潤んだ。彼女は、その耐え難い恐怖から逃れるために、快楽に溺れるという道を選んだ。「……ご、ごめん……なさい……触って、続けてぇ……お願い」 シオリは切なそうな声と表情でユウマを見つめ、懇願するように振り返った。そして、自らユウマの唇に吸い付いた。それは、彼女のプライドが完全に崩壊し、ユウマへの絶対的な服従を誓った瞬間だった。 ユウマは、シオリの必死なキスを受け止めながら、どこか遠い場所を見つめるように呟いた。「良いのか? 彼氏が見てオナニーを始めてるぞ?」 シオリは、ユウマの慈愛に満ちた声に、くったりと身体の力が抜けるのを感じた。強張っていた肩の力がふっと緩み、彼女の白い肌にはうっすらと紅潮が広がっていく。ユウマの言葉に安堵し、救いを求めるように震えるその姿は、彼氏の存在すらも意識の彼方へと追いやっているかのようだった。「う、うん……お願い……」 か細く震える声が、誰にも届かぬようにかろうじて唇から零れ落ちる。それはもはや、恐怖に怯える悲鳴ではなかった。ユウマにだけ聞こえるよう、小さく、甘く、懇願するような声だった。 ユウマは、そんな彼女の様子を満足げに見つめ、ゆっくりと屈みこんだ。シオリの足元に広がる、ひらひらとしたスカートの裾から、彼の視線が真っ直ぐに彼女の股間に注がれる。彼がわずかに身を乗り出した瞬間、甘い石鹸のような香りが、ふわりとシオリの鼻
「いやぁっ、あっ、んぅ……だめぇ、やめ……てぇ……あぁっ……」 シオリは、声にならない悲鳴を上げながら、彼氏の視線にさらされている羞恥心と、身体が勝手に反応してしまう快感との間で、激しく葛藤していた。 ユウマは、制服の上から揉んでいたシオリの胸に満足できなかったのか、小さく舌打ちをした。「これじゃ、柔らかさが分からないな……」 彼はそう言うと、シオリのワイシャツのボタンを外し始めた。シオリは恐怖で固まり、抵抗することもできない。カチリ、カチリと一つずつボタンが外されるたびに、彼女の胸元が露わになっていく。ユウマは、開かれたワイシャツの中からブラジャーを掴み、そのまま上にずらした。 色白で可愛らしい胸が、クラスメイトのいる喧騒の中で、無防備に晒された。その事実に、シオリの顔は羞恥心で真っ赤になる。だが、ユウマが直接、素肌の胸を触り始めると、その快感に抗うことができず、されるがままになっていた。彼の指が、柔らかい感触を確かめるかのように揉みしだき、硬くなった乳首を摘まんだ。「うーん……良いサイズの胸だな。俺、巨乳は苦手でさ」 ユウマの歪んだ褒め言葉に、シオリの心は混乱した。屈辱と恐怖に震えているはずなのに、なぜだかその言葉が嬉しく、身体の奥がじんわりと熱くなる。「……ひゃぁ、やぁ……彼氏が見てるってば! やっ、だめぇ……」 シオリは、声にならない悲鳴を上げながら、必死に抵抗の言葉を絞り出した。しかし、ユウマは意に介さず、彼女の耳元で囁く。「ダメか? その彼氏は興奮してるっぽいぞ?」 その言葉に、シオリは彼氏の方へ視線を向けた。周囲のクラスメイトが何も気づいていない中、ユウマとシオリの行為に反応しているのは、彼氏だけだった。彼の顔は興奮で赤く染まり、その瞳は二人から離れない。そして、制服のズボンの上から、もぞもぞと、自分の下半身をいじっているのが見えた。シオリの心は、羞恥と絶望で打ちひしがれた。 彼氏の視線に晒されながら、ユウマに胸を弄ばれるという極限の状況。シオリの顔は羞恥心で真っ赤になり、頬には涙が伝っている。しかし、身体は快感に抗えず、奇妙な反応を始めていた。「……やあぁ……はぁ、はぁっ……はずかしいぃ……んぅ……」 それは、抵抗の言葉でありながら、同時に官能的な喘ぎ声でもあった。ユウマはそんなシオリの矛盾した反応を見て、さらに意地の悪
ユウマの手が、ヒナの柔らかなお尻に触れた。ギュッと力を込め、感触を確かめるかのように揉みしだく。ヒナは、羞恥と快感とが混じり合い、小さく「ひゃっ。んっ……」と甘い悲鳴を漏らした。ユウマはそんなヒナの反応を面白がるように、耳元で囁く。「お前は後で遊ぼうな」 ヒナは真っ赤になった顔を小さく頷かせると、ユウマに促されるまま、先に教室の扉を開けた。教室の中は、昼休みの喧騒で満ちている。ヒナは自分の席へと向かおうとしたが、その足が止まった。ヒナの机と椅子は、真っ赤なスプレーで汚く落書きされ、椅子の上にはゴミが散乱していた。「アハハ、派手に遊ばれてるなぁ……ヒナはモテるな。でもなぁ……俺のおもちゃで勝手に遊ばれるのは気に入らないな……」 ユウマの冷たい声が、ヒナの耳に届く。その声には、嘲笑と、独占欲が入り混じっていた。彼は、教室の中をゆっくりと見回しながら、誰がヒナをいじめたのか、その犯人を品定めするかのように、視線を巡らせていた。 ユウマは、教室を見回しながら、ゆっくりと視線を巡らせた。昼休みの騒がしい教室の音も、彼にとってはただの背景に過ぎない。彼の瞳が、ある一点でピタリと止まった。その先にいたのは、ヒナの机を汚していた犯人らしき人物だった。ユウマは、その人物をじっと見据えると、口元にニヤリとした笑みを浮かべた。それはまるで、新しいおもちゃを見つけた子供のような、無邪気でありながらも、どこか底知れない冷たさを秘めた笑みだった。「ヒナは俺の席に座って良いぞ。俺はシオリの席に座るか……」 ユウマの言葉に、ヒナの顔に驚きと戸惑いが浮かんだ。しかし、彼女は逆らうことなど考えもしなかった。ユウマの絶対的な支配を前に、ヒナはただ従うことしかできなかった。汚された自分の席を前に、ユウマの席へと向かう。彼の席は窓際で、机の上は綺麗に整頓されていた。ヒナは、ユウマの指示に素直に従い、ゆっくりと彼の椅子に腰を下ろした。座った瞬間、ユウマの残り香がふわりと鼻をかすめた。それは、恐怖と安堵とが混じり合った、複雑な香りだった。 ユウマがヒナの席と自分の席を交換するように促した時、その場の空気を支配していたシオリは、戸惑いを隠せない様子で立ち尽くした。いつもの彼女なら、怒鳴り散らしていたはずの状況。だが、ユウマの圧倒的な存在感と、服従するしか選択肢がない現実を前に、彼女は声を荒げる
「お前の恐怖心も旨そうだな……ふぅーん……お前、怯えなれていないようだな……いいねぇーその表情……最高だな」 ユウマはそう言うと、シオリのブレザーの胸元を掴み、乱暴に引き寄せた。あまりの近さに、ユウマの息遣いすら感じられる。恐怖で固まったシオリの柔らかな頬を、ユウマはペロリと舌で舐めた。ぬるりとした湿った感触が、頬を這い上がる。シオリはあまりの恐怖に言葉を失い、ただ大粒の涙を流して震えることしかできなかった。「柔らかくて、塩味もして……旨すぎだろ。んふふ……」 ユウマのその言葉が、シオリの心を砕いた。あまりの恐怖に、彼女は体の制御を失った。ジョワァァァと、スカートの中から温かいものが太ももを伝って流れ出す。ぴちゃ、ぴちゃと、その官能的な音が静かなトイレの中に響き渡る。それは、シオリのプライドが崩れ落ちる音であり、同時にユウマの歪んだ快感を煽る、甘美な調べだった。 ユウマは、びちゃりと音を立てたシオリの失禁を見て、満足げに目を細めた。その歪んだ口元からは、ひどく甘やかな声がこぼれる。「ふぅーん、そんな可愛い演出もしてくれるのか……お前も気に入ったわ。俺、目覚めたばっかりでさ……おもちゃが欲しかったんだよな……一度に二つも手にいれちゃった」 ユウマの言葉に、シオリの顔は恐怖で引き攣った。彼女は、地面にへたり込んだまま、震える声で尋ねる。「わ、わたしを……どうするつもりなのよ!?」 その問いかけに、ユウマは一歩近づき、シオリを見下ろした。その瞳の奥には、底知れない闇が広がっているようだった。「お前? あぁ、俺のおもちゃだな……それじゃ、教室へ戻るか。っと、その前に……その格好じゃ、害虫が群がってくるだろ。ほらっ」 ユウマがそう言うと、静かに片手をヒナの方へと向けた。押し倒されたまま、ブラジャーがずれて大きな胸が露わになり、ワイシャツがはだけてボタンが落ちたままのヒナの身体は、恐怖で固まり、わずかに震えている。 ユウマの手から、黒い霧がモヤモヤと湧き出し、渦を巻きながらヒナの身体を包み込んだ。その霧は冷たく、まとわりつくような感触で、ヒナの肌を優しく撫でる。ヒナは、驚きと恐怖で目を見開いたまま、その異様な光景を見つめるしかなかった。やがて、カチリと乾いた音が響く。それは、ワイシャツのボタンが一つ、また一つと元の位置に戻っていく音だった。 黒い霧が消
シオリはヒナの制服のポケットから財布を抜き取り、まるでゴミを扱うかのように中身を漁り、嘲るように笑った。男子たちの視線が、ヒナの大きな胸や色白の太ももに釘付けになる。その興奮した瞳は、ヒナをただのモノとして見ているようだった。 興奮した男子たちが、よだれを垂らしそうな顔でヒナに群がり始めた。彼らの視線は、恐怖に震えるヒナの身体に釘付けになっている。その様子を、シオリは冷めた視線で眺め、手にしたスマホのレンズを彼らに向けていた。彼女の口元は、ヒナの屈辱と男子たちの興奮を見て、ニヤリと歪んでいる。「あんたたち、ちゃんとお金を払いなさいよ……証拠の動画とってるから……」 その声に男子たちは一瞬、我に返りかけたが、目の前のヒナの姿が彼らの思考を再び支配した。彼女の露出した胸や、捲り上がったスカートから覗く白い太ももが、彼らの理性を麻痺させていた。もう、誰の言葉も耳に入らない。ただただ、目の前の肉体へと手を伸ばそうと、一歩、また一歩と近づいていく。 だが、その時、男子トイレの扉が再び開いた。そこには一人の男子生徒、ユウマが立っていた。普通なら、女子が三人もトイレの前に立ち、中から騒ぎが聞こえていれば、巻き込まれることを恐れて近づかないものだ。だが、彼は何の躊躇もなく、その場に足を踏み入れた。 彼は状況を一瞥すると、口元を歪めた。「なに面白そうなことをしてるんだ? あぁーいじめか。その旨そうな感情はデザートに良いかもな……」 彼の不穏な言葉に、ヒナに群がっていた男子の一人が苛立ちを隠さず、声を荒げた。「バカやろ! お前は後だ! 後からきて仕切ろうとしてんじゃねーよ!」 その言葉は、まるでユウマの神経を逆撫でするかのようだった。彼は顔色一つ変えずに、嘲笑うように言葉を返す。「っていうか、お前ユウマか?……そんなキャラだったか? 大人しそうだったよな? イメチェンでも企んでる感じか? ぷっ。今更か? まぁー良いけどよ。お前は、後な!」 シオリの連れの女子たちが、その会話に首を傾げた。しかし、次の瞬間、ユウマが発した言葉は、その場の空気を一瞬で凍り付かせた。「は? 俺が、お前たちの使用済みなんかで遊べるかよ……うせろ!」 その声には、一切の感情が感じられなかった。彼は何の予備動作もなく、男子たちに向かって踏み出した。3人いた男子を、まるでゴミでも蹴り飛ば